2008年3月28日金曜日

モバイルSUICAでシンカンセン!

ひどい風邪で体調を崩したりして、すっかり間が空いてしまいました。

先週はお彼岸だったので実家に戻ったのですが、「モバイルSUICAでシンカンセン!」してきました。
使い方は簡単です。携帯で登録して乗車の予約をして、携帯でその情報を受け取り乗車するというもの。
簡単すぎて「本当にこれでいいのか?」というくらいです。むしろチケット無しで乗っているのが間違っていないかどうかのほうが気になりました。
「受取」という機能を、できれば購入済みとか乗車条件クリアとか、もっとわかりやすい表現にして欲しいです。
心臓の小さい人間には、ホントにこれでいいのか、とドキドキしっぱなしです。というのも、「受取」の後に「乗車中」というようなステイタスの変更があるのかと思っていたから。
確認のために、改札を抜けてからステイタス確認をしたところ、相変わらず「受取」のまま。
つまりステイタスが代わらないんですよね。これはちょっと不親切かもしれません。

ショッピングをすると、ステイタス確認のメールが来たり、ショップではステイタスの状態が確認できたりするので、オンタイムで動くような乗車券の場合にはもっと細かいステイタスの遷移があるものだと、勝手に思い込んでました。
ところがあっさり「受取」のまま終了。
なんとなく不安なまま「モバイルSUICAでシンカンセン!」は完了したのでした。

そういえば、先日東海道線のホームでのこと。
外国人旅行者とおぼしき女性が飲み物を買おうとして自販機の前に立っていました。
私はその隣の自販機でペットボトルの水を購入。当然モバイルSUICAで支払いました。
すると、隣の女性はあきらめたのかいつの間にか立ち去っています。
目で追うとすぐにその女性がわかったのですが、手には何も持っていません。
私には2つの疑問がわきました。

1.この女性は自販機の使い方がわからなかった
2.ケータイで支払うところを見て止めた

2は1にも通じることですが、自販機の基本機能である、お金を入れれば購入できる、に理解が至らなかったために、ケータイで払っている私を見て、ケータイがないと買えない、と間違った理解をした可能性があります。

JRに限らずですが、日本は外国人に冷たい国です。
外国人によくモノを聞かれる者として書きますが、まず新幹線のチケットに地名すら英語表記がありません。新幹線のホームで何度外国人から確認されたことか・・・・。
最近はSUICAを利用する旅行者も多く、新橋駅でSUICAのチャージについて聞かれたこともあります。外国人のご夫妻いわく「ここでチャージできるのか」と端末を指差します。私はそれを見て「確かにそこでチャージできる」と言ってあげました。

外国からの旅行者の多くは、ガイドブックでかなり勉強してきているようです。
多分チャージできる端末とそうでない端末の写真をガイドブックで紹介しているのでしょう。しかし、最後のところで確認がしたい。お金をいれた後にトラブル発生では大変ですからね。
よって、声をかけやすい人間に声をかけ、最終確認を行っているみたいです。

先日銀行の窓口でうろうろしている外国人がいたので声をかけたら(もちろん英語で)、流暢な日本語で「振込ができるところはどこですか?」と言われました。
漢字が読めなかっただけなんですね。これは港区ならではのエピソードでした。

2008年3月14日金曜日

大学で教えていること(4)

この4月から新たに担当となったものの中に「サービス産業論」があります。
この授業は、実際に企業から課題をいただき、これに対する解決策を考えてプレゼンするという「課題解決型」の授業です。基本的にグループワークとしマーケティングの考え方や手法を使って、企業の経営層に対して自分たちのプランを説明していきます。

私自身が担当するのは今年からですが、実際には2年前から、学生のプランに対してつっこみ役としてかかわりました。
2年前はJA茨城様、昨年は関彰商事様が課題をくださりました。
学生には、プロ同様のリサーチから、アイデアを現実化するためのロジック構築、そして損益計算までやってもらっています。
中には泣き出す学生もいますが、それでも最終プレゼンを終わったあとの達成感は非常に高いらしく、単位にならなくても再び参加する学生が後をたちません。

グループワークという形態は学生にはあまり経験がないのか、中間プレゼンまでぎくしゃくしてしまうグループがあります。
他人、それもそんなに親しくもない、学年も異なる人間が集まってひとつの目標に向かって結果を出すことが、案外難しいことを改めて感じます。
ギクシャクしてしまう理由は様々ですが、リーダー役がリーダーとして力不足だったり、コミュニケーションスキルの足りない者同士が自分の意見を言い合うことの情報不足だったり、ということが大きな原因のように思われます。

4月からの「サービス産業論」では、水戸京成ホテル様から課題をいただことになっています。
水戸市というのは、駅前にホテルがひしめく競争の厳しい街です。駅に隣接するホテルだけで3軒、少し離れたところにホリデイインや、水戸京成ホテル、三の丸ホテルなど、このエリアの有名・老舗ホテルが立ち並びます。
その他、独立系・チェーン系含めると、無数にあるといってもいいくらいの数になります。
こういう環境のなかで、水戸京成ホテルとして新しい事業を検討されており、この事業をどのように進めていくのか、ということを課題としていただきました。

こういう課題を与えてくださる企業様は、担当者が自ら探す、というのが現状です。
そのほうが私もやりやすいので、個人的には問題がないのですが、大学として実践に近い産学連携の仕事を継続してできない一因になっていることは間違いがないです。

水戸京成ホテル様の場合には、先の担当教授が総支配人とお食事をしたことがきっかけでした。何かお困りのようだった、と伺いまして、即電話をしました。
それ以前に、京成百貨店で行われた水戸京成ホテルのワインと食事を楽しむ会で名刺交換をしていたこともあり、電話 → 営業(?)はスムーズでした。
学生が前年に作成したプレゼンのひとつを持参して、ホテルに伺うと、京成百貨店の方から「サービス産業論」のことを既に聞いておられ、トントン拍子に話が進みました。京成百貨店様もリニューアルオープン時に「サービス産業論」に課題をくださった企業様です。

こういう経過を経て課題をいただいているので、学生にはできるだけ多く受講してもらいたいと思います。今は、4月の第1回目の授業に何人やってくるか、不安です。
20人くらいは最終的に残って欲しいので、登録は30人くらいいないとだめかなぁと考えています。

2008年3月13日木曜日

都会のレアメタル

昨日、携帯電話をはじめとするデジタル端末に含まれるレアメタルが回収されていない、というコラムを読みました。

第12回 IT機器の廃棄・リサイクル(1) 今そこにあるレアメタル危機


最近テレビなどでも紹介されていますが、メーカーが回収する気があるのかどうか、はなはだ疑問です。
私はかなり早い段階からのデジカメユーザーですが、壊れたデジタルカメラをどこに持っていけばいいのか、未だにわかりません。
メーカーにも販売店にも未確認ですが、レアメタルがそこにあることは認識しているので、資源の少ない日本に生まれた者としてうかつに捨てるわけにもいかず、玄関先のすみにひっそりと置かれています。

携帯電話も加入権のあったころから使用していますので、これまたたくさん持っています。
コラムによると記録として保存している方が多い、とありましたが、私の場合は違います。記録媒体を内蔵している機器類は、目の前でハードディスクを壊さないと業者には渡せないと考えているからです。

パソコンもしかりで、家族や友人に中古をあげた以外はすべて所有しています。
個人情報はもちろんですが、私の場合企業の情報を扱っているので、これらがどこかで悪用されてはならないためです。物理的に破壊されれば、そういう問題は解消されます。
本当に死蔵しているレアメタルを回収したいのであれば、私のようなユーザーに対する対応方法も考えていただきたいと思います。

2008年3月12日水曜日

数学の力

大学の講義の中で、数学の重要性について度々話をします。
私自身は大学は理数系に進んだわけではありませんが、高1までは理数系を目指していたので、数学は決して苦手ではありません。
むしろちょっと凝った計算問題などは大好きなので、数字には馴染みが深いといえます。それが理由なのか、学生時代からマーケティングリサーチの仕事などをはじめ、現在に至っています。

マーケティング論」では、特に数学、というよりも算数が重要です。
損益計算をする場合にExcelの表を作成させます。四則演算さえわかってしまえば、Excelで計算させることは簡単だからです。難しい関数のまえに、加減乗除のルールをよく理解できていることのほうが大切なのです。

また数学は、論理的な思考力を育てるための学問です。
図形の問題で証明を行うのは中学生になってからですが、わかった事実を積み重ねて、結論を導き出す、という作業はマーケティング・リサーチの基本です。論理的な思考と、それを数字で明らかにする力が、社会人には求められています。

数字で事業内容を表すのが、損益計算書であり、事業計画であり、予算計画です。
私は企業の中期計画や事業計画を作ることが多いのですが、計算好きのおかげと長年の経験で、数字を扱うのは得意なほうです。概算で数字をつかむこともごく自然にできます。

ところが、実社会には数字で物事を語ることが苦手な方がたくさんいます。
論理的な思考というのは、数字を積み上げた計画のバックボーンもまた数字で説明されていることを示します。数字でなくとも、誰もが納得する理屈の積み上げによって構成されます。
論理的な思考を数字で組み立てる作業ができないと、どんなに良いアイデアを持っていても、それを他者に理解してもらうことができません。

私の「マーケティング論」では、最終的に学生のプレゼンを私以外の先生に聞いていただいて、その先生に成績をつけてもらうことは以前書きましたが、学生には銀行の融資担当者に向かって説明できるようにしなさい、と説明します。もちろんご協力いただく先生には、銀行の融資担当者のつもりで聞いてください、とお願いします。

実社会において銀行に借金を申し入れる事態に、いつなんどき陥るかわかりません。
そんなとき、この授業を思い出してもらえれば、と思います。

2008年3月10日月曜日

湯河原に行ってきました

先週の金・土と、ゼミ旅行に参加しました。
私は非常勤なのでゼミは持っていないのですが、お世話になっている教授のゼミにお誘いいただきました。
湯河原は以前から行ってみたいところだったのですが、 ほのぼのした土地柄は「日本のいなか」でした。最近は都内に通う方も多く居住しているということで、地元の方々とは異なる生活を送っておられるようです。

湯河原は昔から著名な文学者が好んだ地ということで、風光明媚な土地柄です。滝があちこちに点在し、ハイキングロードが多く、歴史スポットもあります。
そんな中で今ならここ!、というのが幕山公園の梅林でした。行ったときは7分咲きで、まだまだという印象でしたが、梅林に踏み込んでみると、結構咲いています。写真の梅は「輪違い」という種類で、白い花の中に、ところどころピンクの花が混じっていることからついた名前でしょうね、きっと。
なかでも写真のように、花びらで色違いというのを見つけました。

幕山公園は、山の斜面に梅林があるため、一見して梅の咲き具合がわかります。平らな土地にある梅林は結構ありますが、こういうのは珍しいのではないでしょうか。

この日、梅の写真を撮るのが楽しくて、帰りのバスの時間を失念してしまいました。
次のバスは1時間以上先なので、仕方なく下山して街中の方面へ向かったのですが、タクシーの連絡先などどこにも見つからず、住民の方にタクシーを呼びたいのですが、と声をかけました。
そのタクシーがやってくるまでの間に、この梅林の話を伺いました。

その話によると、梅林は数十年前に、幕山公園近くの住民の皆さんが梅を植え、道を作ったのだそうです。
幕山の梅のご親戚、という梅がそのお宅の庭にもあり、花をつけていました。
こういう話に出くわすと、旅をしてるなぁ、と実感します。

ちなみに湯河原は箱根と裏表の関係にあり、有料道路を使うと芦ノ湖まで30分くらいで行っちゃうんだそうです。幕山は箱根からの風が流れるルートにあることから、駅前周辺とは3度くらい気温が低いとか。
一気に湯河原通になった旅でした。

2008年3月6日木曜日

大学で教えていること(3)

大学で教えていることの3つ目は流通に関するものです。特にSCM(サプライ・チェーン・マネジメント)とロジスティクスに関することを、夏季セッションで実施しています。最終日には工場&ロジスティクスの見学をするので、夏季セッションになっています。

SCMを講義する場合、トヨタの事例やコンビニの事例について説明しますが、そもそもは川上のメーカーが作ったモノを、川下の消費者が黙って買わなくなった、ということから説明をはじめます。
というのも、SCMの目的は在庫削減による利益率向上にあるためです。
在庫が山のようにあったほうが良かった時代は、メーカーが作れば売れる昭和40年代くらいまででしょう。インフレ効果もあったかもしれません。

しかし昭和50年代後半、1980年代には「多品種少量生産」の時代に入ります。
消費者は、自分の気分にあった商品を購入するようになり、メーカーが大量に作った商品を選択しなくなります。またデザイン性に優れた海外の商品を購入するようになります。
日本人が豊かになり、海外旅行の自由化が進み、雑誌が若者の情報源となった時期です。
SCMはこういう時代背景から生まれたマネジメントのひとつだということを、学生には理解して欲しいのです。なぜなら、SCMは時代とともに変質しているからです。特にこの10年は、ITによる業務革新が進展しています。

実学に近い授業を目指している者として、世の中の変化が仕組を変える、という事実に学生が気づき、柔軟な思考をめぐらすことができるような社会人になることを希望しています。

2008年3月5日水曜日

Skypeを久しぶりに使って

急に忙しくなってしまって、少し間があいてしまいました。

土曜には、赤坂の「とらふぐ亭」でかなり遅れた新年会を行いました。もう10年以上も続けている、年齢も職業もバラバラの、共通点は私とお友達、というだけのサークルみたいなものがあるのですが、この仲間内で冬は忘年会か新年会、夏は暑気払い、というのを続けています。
皆さん、年齢とともに忙しくなってきているため、忘年会が新年会になり、今年は旧暦を祝うような時期になってしまいました。
今回は20年ぶりに会った、という人もいて、昔話に花が咲きました。少人数だったことも良かったみたいですね。落ち着きました。

さて、週が明けて月曜には、移動時間がもったいないのでSkypeミーティングとなりました。
1年ぶりくらいに使うことになったのでSkypeのバージョンアップをしたところ、いろいろな機能が追加されていて、少し驚きました。

検索機能あり、YouTubeのような動画あり、さらにユーザー自作と思われるアドオンツールが満載です。録音できるものと、ホワイトボード系が目立ったところでしょうか。
さらに驚いたのはユーザー数です。
なんと、接続しているユーザーが1000万人を超えている!
1年前は700万くらいだった時間帯なのですが、いつの間にか1000万越えです。普及速度の速さに驚きです。

ちなみに私がSkypeを使い始めたきっかけは、仕事で海外在住の皆さんとコミュニケーションが必要になったため。シンガポール人に奨められて導入しました。ちょうど2年位前のことですね。
その後しばらくはSkypeにこって、先日紹介した日経産業新聞のコラムに書いたくらいです。
ただ残念なことは、日本人で使っている、という人は相変わらず少ないですね。
ツールの説明は日本語化されていますが、少し深入りすると英語になってしまうことがハードルなのでしょうか。
それとも、不完全なもの、セキュリティに問題がある、という一時期流れた噂が原因なのでしょうか。

日本人は、一般的に完全なものを求める傾向が強い、と言われることがあります。
ただWebの世界は、6割、7割の完成度でリリースされています。
Googleの様々なツール類にベータ版が多いのも、Webではそういうもの、という割りきりがあるからだと思います。
完成させるためにはユーザーが使った感想や、改善要求などを加味する。
または不完全と思われている機能でも、なぜそういう設計にしたかの理由や、補完する機能を見つけ出したら他のユーザーにも伝えるといった、いわゆるユーザー同士の情報交換やヘルプ機能こそがインターネット本来の特性と考えているのでしょう。
よって、日本人の好きな完全なものはインターネットの世界では普及しない、または不完全なものを日本人は選択しない、という結果になってしまっているのかも、と考えます。

ただ、ユーザー同士のコミュニケーションをベースにした相互扶助によりツールを完成させるためには、ある程度の語学力が必要になります。そういう意味では、英語力に劣る日本人にはかなりハードルが高いと言うことになります。
しかし英語についても、完全性を求めるあまり話せない、という気後れが生じるのも事実です。
意味のある単語を発するより、文法が気になって言葉にならない、という例の症状です。

どこかでこのハードルを越えないと、日本人はITにおいても取り残された国になるでしょう。

2008年3月1日土曜日

Google Analytics が動いてました

先日、Appsで作成したサイトにAnalyticsの設定ができない、と書きましたが、今日見てみたら、レポートが出ていました。登録さえしてしまえば、設定は必要がないみたいです。
まちがった情報を発信して申し訳ありません。

ちなみに最初に訪問してくれたのは、メールをくれた友人のようです。日付がそれを示しておりまして、なんとなく記念日みたいな感じがしました。