謎解きはディナーのあとで

謎解きはディナーのあとで」を読了。
100万部も売れてる、というCFを見て買いましたが、
ミステリーで100万部も売れる作品というのは、そんなに面白い作品ではないことを再確認させてくれました。
謎もへったくれもありません。皮肉なイケメン執事を登場させたことが、唯一のオリジナリティかもしれないくらいです。

かつて「三毛猫ホームズ」シリーズなどで、やはり100万部単位で売れていた赤川次郎作品も、当時まったく面白いと思いませんでした。

2時間サスペンスでドラマ化も頻繁に行われていましたが、今では赤川作品がドラマ化されることはありません。

当時、同様にドラマ化されていた西村京太郎作品や山村美沙作品は、今でも多少の脚色を加えて、何度もドラマ化されていることとは大きな違いを感じます。

もしこの作品を評価できるとすれば、すぐに読み終わる、ということくらいでしょうか。



謎解きはディナーのあとで (小学館文庫)

東川 篤哉 小学館 2012-10-05
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