鈴木先生

この春から始まったドラマ「鈴木先生」が、久しぶりにえぐくて面白いです。
原作はコミックですが、ドラマがすごく良いです。

何しろ、青春ドラマではありません。
教師が、知恵のついた学生の問いかけに対して、いかに正論を吐いて説得するか、という攻防戦あり、教員間のどろどろあり、という人間ドラマです。

私自身、大学生ではありますが、学生と対峙しているときに感じるものと似通っています。
学生からの質問は、大人が何をどのように判断するのか、という点に集中していると感じることがあります。また、学生によっては、許容量の範囲を超えるため、本音を語ることさえはばかられる場合もあります。

つまり、どんな環境であろうとも、教師という立場には多くの問題があるということを、このドラマは描いていると思うのです。

大学生であっても頭を抱えることがあるくらいですから、中高生を対象とする教師なら、このドラマに救いを求める方も多いのではないでしょうか。

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