国立科学博物館附属自然教育園

白金台駅からすぐのところには、庭園美術館がありますが、これに隣接して、国立科学博物館附属自然教育園があります。自然のままに残されている、一種の公園です。

自宅から近いのですが、庭園美術館は引っ越し直後に行ったきり、自然教育園にいたっては、最近まで存在も知りませんでした。
なんという不勉強。

今日は散歩にはうってつけの天候でしたので、カメラ片手に出かけてきました。

ちなみに、自然教育園のWebによると、

自然教育園を含む白金台地は、洪積世(20~50万年前)海食によって作られました。 
いつ頃から人が住み着いたかは不明ですが、園内から縄文中期(約2500年前)の土器や貝塚が発見されていることから、この時代には人々が住んでいたと考えられます。 
平安時代には目黒川、渋谷川の低湿地では水田が開墾され、台地の広々とした原野には染料として欠かせなかったムラサキの栽培も広範囲に行われていたと考えられています。室町時代に入ると、この地方にいた豪族がこの地に館を構え、今に残る土塁は当時の遺跡の一部と考えられています。この館の主が誰かは不明ですが、白金の地名は永禄2年(1559)の記録に初めてあらわれ、太田道灌のひ孫の新六郎がこの地を治めていたことが記録されています。また、いわゆる「白金長者」であったという言い伝えも残っています。 
江戸時代になると、増上寺の管理下に入りましたが、寛文4年(1664)には、徳川光圀の兄にあたる高松藩主松平讃岐守頼重の下屋敷となり、園内にある物語の松やおろちの松などの老木は、当時の庭園の名残であろうと思われます。 
明治時代には火薬庫となり、海軍省・陸軍省の管理となり、大正6年(1917)宮内省帝室林野局の所管となり、白金御料地と呼ばれました。 
その後、昭和24年文部省の所管となり、「天然記念物及び史跡」に指定され、国立自然教育園として広く一般に公開され、昭和37年国立科学博物館附属自然教育園として現在に至っています。
と、かなり歴史的に古い土地のようです。
自然教育園として公開されてから50年以上も経っているんです。

園内は、見るからに手つかずの自然、という感じです。
木漏れ日がさすなかに、草花が咲き、昆虫も観察できます。




倒木も多く見られます。
倒木の上に、若い樹木が生えているのをみると、生きている森なんだな、と感じます。







写真を撮りながら歩いて、1周、約1時間といったところです。

江戸時代には武家屋敷だったということで、園内には水辺も豊富で、500年を超えるであろう樹木に出会います。

モミジも多いので、紅葉シーズンも楽しみな散策ルートです。