コズミックフロント 「究極の「宇宙地図」に挑む」 を見て大興奮!

NHK BSプレミアムで放映されている「コズミックフロント」は、毎回録画してみるほどではないですが、好きでよく見る番組のひとつです。

先週9日に放映された「究極の「宇宙地図」に挑む」は、数年ぶりに大興奮の内容でした。

宇宙地図を描くことに挑戦している、世界中の研究者の方々が登場しています。
多くは、高性能になった望遠鏡による観測から、宇宙地図を描こうとしている研究者なのですが、中には理論の研究をしている方もいます。

この理論の証明に大興奮してしまったのです!

それは、宇宙は球体に広がっているのか、水平方向に広がっているのか、はたまた全然違う形なのか?

証明するのに使われたのが、三角形の内角の和は180度、という小学生でもわかる常識でした。


1.球体に広がっている場合、三角形の内角の和は180度より大きい。

宇宙から三角形に見えるように、地球上に線を描くと、その線は弧を描いているため。


2.水平方向に広がっている場合、三角形の内角の和は180度。


3.全然違う形の場合、三角形の内角の和は180度より小さい。


で、結論からいうと、宇宙は水平に広がっているのだそうです。


えー、でもビッグバンで爆発して広がるんだから球体なんじゃないの?
実際の観測結果も球体で説明されてるよね。


この疑問は当然ですが、そもそも球体の地球から観測できる範囲は450億光年ほどだそうで、中心が球体だから、見える範囲も球体になってしまうに過ぎない、と説明できます。

水平に広がっているにしても、相当な厚みがある、ということですね、きっと。


ここからが、さらに萌えポイントなのですが、「ポアンカレ予想」が数年前に証明されました。

「ポアンカレ予想」というのは、これまたNHKのすばらしい番組の説明によると、位相数学の問題で、宇宙に大きく紐を投げて輪を作ったとき、どこにも引っかからないで回収できたら、宇宙はドーナツのような形をしていない、というものだそうです。

これを証明したロシア人数学者は、なんと幾何によって説きました。

位相数学の問題だと思われていたのが、実は幾何で証明されたので、位相数学者は誰一人理解できなかった、という逸話が残っています。


つまり、三角形を使って宇宙が水平に広がっている、と証明した研究者は、幾何でわかるのではないか、だって、ポアンカレ予想も幾何で証明されたんだから、と思ったんじゃないかな~、と妄想してしまいました。


三角形を制する者は宇宙を制する、のかもしれません。