日本のお菓子や調味料のパッケージを改めて見てください

巻取りの側面がスベスベ
個別包装で小さい。

これは日本製のお菓子や添付の調味料の特長です。

わずか数センチのなかに、メーカー名はもちろんのこと、素材説明から保存方法まで、細かい文字で様々な情報が、この個別包装には印刷されています。

きちんと整然と。

日本以外の国のお菓子で、印刷文字が、きちんと整然とならんでいることはありません。
印刷文字が切れていたり、斜めになっていたり、と、てんでばらばらです。

しかも日本製の場合、包装を開けるときの工夫もされています。
どこでも切れる、切った時に中身が飛び出さない、といった工夫です。

普段は気にしたこともありませんが、日本のパッケージ技術は、世界一なんじゃないかと思います。

それを支えているのが、スリッターとか、リワインダーといった包装資材を巻き取って、食品を包装するための直前工程を支える機器類です。

だいぶ前に、大学の授業の一環で、メリーチョコレートさんの工場見学を行ったことがありますが、その時に見たロール状に巻かれた包装材こそ、そのスリッターを使った製品であることが、つい先日わかりました。

とにかくきれいに揃えること。
これは日本人が最も得意としていることではないでしょうか。

普通は知らない世界ですが、実に興味深い技術です。




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