SNSに投稿したくなるモノだからPR効果も高い

すでに言われていることですが、SNSに投稿したくなるような商品はPR効果が高く、集客や販促効果も高いです。

特徴は、写真に撮りたくなるようなデザイン。

たとえば、北陸新幹線開通で盛り上がっている、金沢の「まめや金澤萬久」の金のかすてら [干支・未(ひつじ)]。金箔がカステラ表面に張ってあり、4角形に切られた中がヒツジの形にカットされている、というもの。

ちとピンボケですが、型抜き後のヒツジ

これ、私もお年賀に購入しました。

ヒツジの周りのカステラを少しずつ食べながら型抜きしていくと、ヒツジの姿が現れます。
型抜きした後に、みなさん、スマホで写真を撮っていました。
そしてSNSにアップ。

今は桜と蝶のシリーズが販売されています。

「まめや金澤萬久」には、コレクターアイテムになっているであろう豆箱もあります。
お店で聞いたところ、印刷ではなく、すべて職人さんによる絵付けなのだそう。

豆箱図鑑
http://www.mameya-bankyu.com/hpgen/HPB/entries/3.html

きっと集めている人がいると思います。


お食事も、やはり写真撮影したくなるような盛り付けが重要になってきています。
小滝野」の牛タンのしゃぶしゃぶ(2人前)は、まるでバラの花のような盛り付けです。


ラテアートやパンケーキなど、こちら方面は、飲食店の方々が集客するために頭をひねっておられるので、枚挙にいとまがないと思います。


味で勝負、とか歴史と伝統に裏打ちされた、という名産品によく出会いますが、そのほとんどが地味です。おいしいけど茶色い、おばあちゃんの料理みたいです。

少々パッケージデザインを変えたところで、中身が地味ではSNSでは紹介されません。
萬久の豆箱くらい、デザインも数多く、季節に応じて変化があれば別ですが、ここまで徹底してやれるでしょうか。

金のヒツジも、日本に数台しかないフランス製の最新カットマシーンの導入により、 これまでできなかった曲線や複雑なラインの切りだしを可能にした、ということです。

つまり、新しいテクノロジーに裏打ちされたデザインだということなんです。
すごいですね~。


地方の名産品と呼ばれるような食品などは、徹底した差別化を、「SNSにアップしてもらう」という視点で考え直す時期にきていると思います。
どんなにおいしくても、おばあちゃんの料理のような地味なものでは絵になりませんから。