【亀井 英志】 「ストレスは見える!すべては「噛みしめ」が原因だった」




 「ストレスは見える!すべては「噛みしめ」が原因だった 」読了。
著者は口腔外科医の亀井 英志 先生。

先日、Katsuyoさんの出版記念イベントでお話を聞いて、さっそく先生の著作を拝読しました。

ストレスと、それが引き金になっておこる自律神経失調症などが、口のなかに表れている、という、ある意味、衝撃的な内容です。

歯ぎしりはもちろんのこと、口の内側を下で触ってみて、一直線の筋を感じた方は、なんらかのストレスが口腔内に出ていると思ってください。

私はかつて、ストレスから顎関節症になったこともあり、心当たりがありすぎるくらいなのですが、さらにひどい症状の方々が、こんなにいらっしゃるのか、と思って読み進めました。


ストレスは見える! すべては「噛みしめ」が原因だった―

亀井 英志 みずほ出版新社 2009-06
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タイトルにある「噛みしめ」とは、奥歯にぐっと力をいれること。

スポーツなどで踏ん張るときにも奥歯に力が入りますが、無意識のうちにアゴに力が入り、奥歯を噛みしめている方が多いのだそうです。

亀井先生は、口腔内を何年の見ているうちに、ストレスや心の病が口腔内に表れることに気づかれ、以来、歯科の立場から、総合的に患者さんを直そうというお考えのもと、「口腔心身症」に取り組んでおられます。
なぜなら、心のバランスが良くなると、口腔内の病も改善されるからです。

歯が痛い、という理由で診察を受けても、実際にはどこも悪くないという方がいて、またそういう方の口腔内は、歯がすり減っていたり、噛みあわせが悪かったり、またはアゴ骨が異常に発達(育つ)していて、亀井先生は、口腔内を見ただけで、精神的な病に陥っていたり、強烈なストレスの存在に気づいたりするそうです。

そのために重要なことはカウンセリングだそうです。

つまり、患者さんの話を十分に引き出し、ストレスの原因となっている事柄を理解することから始まります。

また、本書のすばらしい点は、先生のカウンセリングもさることながら、患者さんが納得できるようなアプローチについても紹介している点です。

治療を受けたら数値が改善することを患者さんに見せることで、症状に対してネガティブだった患者さんがポジティブになっていく、ということを実践されています。

亀井先生のご経験では、ウツ症状の改善もみられるそうです。口腔内と心の関係の深さがうかがえますね。

そのための治療として、血流を上げるための方法などが具体的に紹介されていて、とても納得性の高い内容です。

もし、ご家族に原因不明の歯の痛みなどをお持ちの方がいらっしゃる場合には、単に「気のせい」と決めつけないほうが良さそうです。
まずは本書をお読みになって、口腔心身症について、理解を深めてはいかがでしょうか。



ストレスは見える!すべては「噛みしめ」が原因だった 第2版
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