東海道新幹線 焼身自殺に思うこと

事件が発覚した直後、マスメディア関係者にはテロかもしれない、という読みもあったそうですが、孤独な高齢者の自殺ということで、盛んに報道されています。

私は、以前から、荷物検査すべき派です。
新幹線には、飛行機の3倍から5倍の人が乗車するにもかかわらず、全くのノーチェックはありえないと思っていました。

そう思うようになったきっかけは、北京での経験です。


10年くらい前になると思いますが、日本、アメリカ、中国の女性経営者が北京に集まって3日間のカンファレンスを開催する、というものに参加した時のことです。

開催の場所は、なんと、北京の中心ともいえる、人民大会堂です。

人民大会堂は、中国のすべての省の名前がついた会議室があります。
この時使用した部屋は、たしか湖南省の部屋でした。

人民大会堂の豪華さなどは、この際省きますが、私が何より驚いたのは、空港並みの手荷物検査でした。
日本でいえば国会にあたりますが、日本の国会では荷物検査はやっていないですよね?


その後、中国でビジネスをするようになり、北京へは何度も行くようになりましたが、最初の訪問時とは、異なる風景がありました。

それは、地下鉄乗車時の、これまた空港並みの手荷物検査です。
先に書いた女性経営者の会合のときにも地下鉄には乗りましたが、この時はまだ乗る人も少なく、手荷物検査などありませんでした。

しかし、経済発展が著しく、地下鉄はぎゅうぎゅうとなり、地方から大きな荷物を持ってやってくる人たちであふれるようななか、手荷物検査を行っているのです。
警官2人態勢で、空港並みの手荷物検査をする必要性を感じているから、やっているのだと思います。

日本の新幹線はすばらしいと思っています。

しかし、過去にも日本刀を使った殺人事件が、東海道新幹線のグリーン車でおこっています。
(私の記憶では)

この事件が発生して以来、手荷物検査をする時代がやってくるな、と感じていました。

そして、北京の地下鉄の手荷物検査を見たとき、確信へと変わりました。

中国でできることが、日本の新幹線でできないわけがありません!


そして、最近新幹線に乗って、思うこともあります。

グリーン車の乗客は、若返っています。

かつては会社役員のおじさん席、というイメージでしたが、今や若手経営者や、他人との接触を極端に嫌う若者の席へと変貌しています。
特に、東海道新幹線の東京―新大阪間で顕著だと感じました。

一方で、自由席はシニア席へと変わっているのです。
お金のない若者が乗る車両ではなくなっています。

今回の事件も自由席で発生しました。

昨今、高齢者の犯罪が増えていることを考えれば、新幹線を、全席指定にすることも検討すべきなのではないのか、とさえ感じてもいます。

要は、やり方・進め方の問題だと思います。
ぜひ、今後は手荷物検査をやってください。面倒とか、時間が足りない、とか言ってる場合じゃないと思います。