今日の一枚 35° 41' 39.29" N 139° 44' 41.98" E


こちらも靖国神社にあったレリーフです。
記憶では奉天での戦勝を記念したもののようです。
奉天会戦とは、1905年2月20日から3月10日にかけて旧満州 (中国東北地方) の奉天 (現在の瀋陽) をめぐり、日露両軍の行なった会戦。
日本軍の勝利となり、日本海海戦とともに、日露戦争全体の勝敗の決め手となった。
というものです。

日露戦争は、いちおう日本が勝ったことになっていますが、史実としては辛勝、最終的には外交による決着をつけた戦争でしたので、このレリーフのような華々しいものではなかったのではないかと想像します。
日本軍は奉天を占領したが、7万の損害を受けて追撃の余力を失い、敵主力の撃滅という目的を達成できなかった。この会戦の結果、日本は戦力の限界を自覚し、これ以後大規模な作戦を企画できなかった。ロシアも打ち続く敗戦が革命の機運を醸成することを恐れたので、この会戦を機に講和が日程に上った。日本はこの戦勝を記念して奉天占領の3月10日を陸軍記念日とした。[藤村道生]
『沼田多稼蔵著『日露陸戦新史』(岩波新書) ▽谷寿夫著『機密日露戦史』(1966・原書房・明治百年史叢書)』



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