今日の一枚 35° 41' 39.29" N 139° 44' 42.15" E


靖国神社で見かけたレリーフ。
日中戦争のころの様子を描いたもののようです。

実は、靖国神社にはつい最近まで足を踏み入れたことがありませんでした。
皇居周辺はよく散歩するし、靖国神社のすぐそばにお客様もいらっしゃるので、近くまでは何度も行っているんですけどね。

近隣諸国との外交問題でよく話題になる靖国神社ですが、その歴史は新しく、明治初期です。
幕末の嘉永6年(1853)以降、明治維新、戊辰の役(戦争)、西南の役(戦争)、日清戦争、日露戦争、満洲事変、支那事変、大東亜戦争などの国難に際して、ひたすら「国安かれ」の一念のもと、国を守るために尊い生命を捧げられた246万6千余柱の方々の神霊が、身分や勲功、男女の別なく、すべて祖国に殉じられた尊い神霊(靖国の大神)として斉しくお祀りされています。

つまり、国家安寧のために命を捧げた方々を神様としてお祀りしている神社ということです。
日本人にとっては当然、という感じです。

日本と日本に住む家族とを思い、これに命をささげた方々(神さま)に礼を尽くすことは、日本人なら納得性も高いことがらです。


ですが、日本のように、どこにでも神様が大量に存在する宗教および宗教観は他国には例をみないので、このような考え方は理解されにくいことこの上ないです。

一方、どんな小さなところにも八百万の神さまがいるから、モノを大切にする心も育っているわけで、宗教または宗教観と、国民性、習慣は切っても切り離せません。


靖国参拝を、国内政治(日本だけではなく)において、自らを有利にするために利用する政治家や政党があることも事実ですから、現代日本において取り扱い要注意ではありましょう。