栃木県の名勝「殺生石」です。
小学校の修学旅行で行って以来、2度目の殺生石です。
いわゆる卵くさい空気が周辺にただよう場所でして、名湯の由来ともなっています。
九尾の狐伝説もあって、その臭気が動物を殺し、植物を枯らせる、という伝説の場所となっています。
この殺生石をご神体としていると思われるのが、温泉神社です。
この温泉神社には、2年くらい前にも参拝しましたが、その時は天気が悪くて殺生石には行けませんでした。
この温泉神社はかなり古く、御用邸が近いこともあって、天皇家のみなさまのご参拝が多い場所です。
君が代に謳われている「さざれ石」もありますので、お見逃しなく。
ちなみに、温泉神社の鳥居の左側には、無料の足湯があります。
温度は48度くらいはありましょうか。
とっても熱いのですが、我慢して入ってみてください。
毛細血管が刺激される、じんじんとした感じが足先に感じます。
間欠泉の一種なのか、常時、お湯がかけ流しになっているわけではなく、ときどき、ゴボゴボっと出てきます。
しばらく入っていると、皮膚が赤くなりますし、ぽかぽかしてきます。
わたしが驚いたのは、その温泉効果です。
昨年、右足のすねに、エスカレーターから転落して、大きなケガをしました。
エスカレーターなので、筋状に、縦に2本の傷跡が残っているのですが、昨夜お風呂あがりに傷跡をみると、3本目の傷が赤く見えました。
かすり傷のため、3本目のあとは残っていないと思い込んでいたのですが、温泉神社前の足湯につかったところ、3本目の傷跡が見えたのでした。
つまり、毛細血管が開いて血流が良くなった結果、隠れていた傷跡が見えるようになった、ということだと思われます。
温泉って、やっぱりすごいですね。
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