映画「キセキ -あの日のソビト-」




公開したら、即、観に行くぞー!
と決めていたはずの映画「キセキ -あの日のソビト-」やっと観られた~。


GReeeNの曲は、誰もが知っている、だれもが一度は歌ったことがあります。
そこには骨太なメッセージがあって、好きなアーティストです。

それ以上に、わたしのような福島県人、それも郡山に近い人にとっては、格別の存在だと思います。

奥羽大学で出会った4人が、かつて郡山のライブハウスで歌い、そしてGReeeNとして活動しているのですから。

そんなGReeeNが生まれるまでの、ドキュメンタリーのような映画がこの「キセキ -あの日のソビト-」です。

この映画は、親子の葛藤、出会い、そして才能のある弟を見守り、サポートする兄の物語です。

ストーリーはここでは書きません。
わたしが良かったな、と思うシーンを紹介したいと思います。

まずはオープニングのJINのバンド・ハイスピードのパフォーマンスが、すっごくかっこいい。
GReeeNだよね、と思って観に来ている客の期待を、かなり裏切ってくれます。

そして何より、ライブで乱闘するメタルバンド、という演出で、彼らの音楽の方向性が見えるという感じです。
松坂桃李さんが歌っているのですが、めちゃかっこいい。

この映画のキモとなっている、JINとHIDEの父親の存在も際立ってます。

反抗的なJINに対して、いきなり殴りつける、いわば暴力おやじ。
時には日本刀をスラリと抜くあたり、ある意味、正気じゃない父というか。

この父親の存在があって、HIDEの覆面デビューのいいわけになる、というオチにもなっていて、本作の重要人物です。

そういえば、たしか年末だったと思うけど、NHKのソングスという歌番組でGReeeNをはじめてみました。
といっても、素顔じゃなくてキャラ処理されてましたけどね。

そのときに、医師国家試験を受けた年は、ほとんど寝てない、という発言がありました。
布団にはいると寝てしまうから、ソファで寝るとか、お風呂に入ってる時だけ眠るとか。毎日20時間以上、勉強したそうです。

すでに人気もあったGReeeNとしての活動とは別に、そんな苦労をして歯科医師になった4人の気持ちをいままで深く考えたこともありませんでしたが、この映画を観て、なんだか、すごくわかった気がしました。

親の期待を無下にできない、人へのやさしさ。
これが、彼らの歌の魂なのかな、とも。

HIDEとnaviは北海道、92は沖縄、SOHは福島と、日本中に離れて活動しているそうです。

クラウドで音楽活動しているという、かなりサイバーなアーティストであり、今だからこそできる音楽スタイルです。
インターネットがなかったら、GReeeNは誕生していなかったかもしれませんね。

最後に、もうひとつ心に残ったシーンを。

JINが、人には役割があって動かされる、とバンド仲間に語るシーンは、兄として弟の才能に触れ、本当にそんなことを感じたのだろうな、実際に語ったのかもしれない、と感じました。

長く生きていると、天から与えられた役割がある、と感じる瞬間があります。
それを運命と呼ぶ人もいます。

わたしは、この映画を見ていて、二つの映画が思い出しました。

ひとつは「BECK」。

by カエレバ

もうひとつが「アマデウス」。

by カエレバ


「BECK」は、コミックが原作の、バンドが誕生して成長する物語。

「アマデウス」は、才能豊かなモーツァルトと、その才能に唯一気づいていたサリエリの物語。何度も見た映画のひとつです。

どちらも、JINの姿を見ていて思い出しました。

もう一度観たい!
この映画はDVD出たら買います!

※このブログのBGMは、もちろん主題歌「ソビト」です。